フロンティア 2021 1 1
「最後のフロンティア」
私は、2003年に、このように書きました。
「宇宙には、名誉と富がある」
しかし、当時は、こういう反応だったのです。
「名誉はわかるが、富があるのか」という反応でした。
確かに、今でも、宇宙ビジネスは、
黒字になっていないかもしれませんが、
宇宙は、「最後のフロンティア」になるでしょう。
かつて、パソコンが世界的なブームだった頃、
マイクロソフトとインテルが市場を支配しました。
もはや残された「大地」はないと思われましたが、
インターネットという「空間」が出現したのです。
しかし、インターネットも、
グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルに支配され、
もはや残された「空間」はないように見えます。
もちろん、今後も、インターネット空間で、
画期的な企業が出現して、大企業になるかもしれませんが、
それでもグーグルなどを超えられないでしょう。
今、世界は、新型コロナウイルスに注目が集まってしまい、
「はやぶさ2」の大成功は、世界的なニュースにはならなかったと思います。
多くの人は、こう思うかもしれません。
「小惑星から岩石を持ち帰ったことが、そんなに重要か」
しかし、どんな大河でも、小さな湧き水から始まります。
未来は、遠くにはありません。
今、身近なところにあるのです。
誰も、それに気づかないのです。
宇宙は、人類に新しい繁栄を与えるでしょう。
さて、世界情勢を見渡すと、
アメリカと中国の対立が激しくなり、戦争が始まるかもしれません。
これは、覇権をかけた戦いなので、両国とも譲ることはできません。
宇宙で何かが起これば、戦争は避けられるかもしれません。
単なる天文ショーでは、天文ファンが喜ぶだけに終わります。
人の子が来る The Coming of the Son of Man 2010 7 19
その苦難の日々の後、たちまち、
太陽は暗くなり、
月は光を放たず、
星は空から落ち、
天体は揺り動かされる。
そのとき、人の子の徴が天に現れる。
そして、そのとき、地上のすべての民族は悲しみ、
人の子が大いなる力と栄光を帯びて
天の雲に乗って来るのを見る。
「マタイによる福音書 24 Matthew 24」